マウスピース型矯正装置の種類

当院で使用するマウスピース型矯正装置

当院で使用するマウスピース型矯正装置当院で導入しているマウスピース型矯正装置は2種類あります。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは、装置の装着がほとんど目立たない、ワイヤーなどの金属が一切使用されていないマウスピース型の矯正装置です。
装置を交換していきながら効率良く歯を動かしていくため、痛みも少なく、2006年に始まった国内での導入後、人気は高まる一方で、また確かな実績をあげ続けています。
アメリカやカナダでは、矯正医の約7割が導入・提供するごく一般的な矯正治療となっています。
基本的に、一回の型取りで治療終了までの装置が作製できます。
(インビザラインは、完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。)

子どものマウスピース型矯正装置(インビザライン)(マウスピース型矯正装置(インビザライン)ティーン)

小学生高学年~中学生のお子様には、マウスピース型矯正装置(インビザライン)ティーンをおすすめします。

  • 顎と身体の適切な成長に欠かせない正しい噛み合わせへと誘導しながら、歯並びを整えます。
  • ワイヤー矯正と比べて、運動、楽器の演奏などへの影響も少なく、また透明で目立たないため、思春期のお子様のチャレンジ精神を優しく育むことができます。
  • 紛失した場合の保証システムがございますので、安心してご利用いただけます。
  • 着脱にかかる時間はわずか数秒です。ストレスなく歯磨き、食事ができます。ワイヤー矯正と比べて、虫歯のリスクも抑えられます。
大人のマウスピース型矯正装置(インビザライン)

大人のマウスピース型矯正装置(インビザライン)以前に比べて幅広い症例に対応しているマウスピース型矯正装置(インビザライン)は、以下のような方におすすめです。

  • 周囲に気づかれることなく、矯正治療を行うことができます。接客業や人前に立つ機会の多い方も安心です。
  • 成人式、面接試験、結婚式などの大切な日も、装置を気にせず過ごせます。(1日の装着時間が守れる範囲であれば、外していても問題ありません)
  • 着脱にかかる時間は数秒です。ストレスなく歯磨き、食事ができます。ワイヤー矯正と比べて、虫歯のリスクも抑えられます。

マウスピース型矯正装置(アソアライナー)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)と同じ、マウスピース型の矯正装置です。国内のラボから提供された日本製の装置であり、海外での人気も高まっています。
透明な素材で作られる点、装置を交換しながら歯を動かす点、着脱が容易である点、虫歯リスクが小さい点などは、マウスピース型矯正装置(インビザライン)と同様です。
(アソアライナーは、完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)と異なる点
  • 装置を交換するたびに型取りを行うため、より正確な歯の移動が可能になります。(マウスピース型矯正装置(インビザライン)は基本的に初回の1回のみ)
  • 薄い素材で作られるため、より審美性に優れます。
  • 装置の硬さを3種類のうちから選択するため、より精密な力をかけることができます。
  • 型取りから10日程度で治療を開始できます。(マウスピース型矯正装置(インビザライン)は2カ月弱かかります)

マウスピース型矯正のメリット・デメリット

メリットとデメリットを正しくご理解いただき、治療の選択にお役立てください。
ご不明の点がございましたら、お気軽にご相談ください。

メリット

気づかれない

気づかれない透明で薄い素材でできた装置は、装着時もほとんど周囲に気づかれることがありません。

容易な着脱

どうしてもムズムズする、気になるというときには、ご自身で簡単に着脱できます。

ストレスのない食事・歯磨き

食事と歯磨きの際には、装置を外していただきます。食べ物が装置に詰まったり、装置が邪魔で磨きにくいということがありません。

虫歯のリスクを抑えられる

衛生的に管理できるため、虫歯のリスクを抑えられます。歯磨きの際は装置を外すため、磨きにくさもありません。

痛み・違和感が少ない

シミュレーションデータに基いて設計された精密な装置は、痛み・違和感を最小限に抑えます。

メタルフリー

金属を一切使用せず、金属アレルギーの発症・悪化の心配がありません。

効率の良さ

調整ではなく、新しい装置に交換していくため、通院時の滞在時間も短くて済みます。(治療効果、口腔状態の確認はしっかりと行います)

デメリット

治療できないケースもある

適応の範囲は、ワイヤー矯正と比べるとやや狭くなります。骨格のズレが大きい、咬み合わせの乱れが大きいといった場合には、適応外となることがあります。

装着時間は1日20時間以上

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、1日20時間以上、つまりお食事、歯磨き以外の時間は常に装着しておく必要があります。(マウスピース型矯正装置(アソアライナー)は1日17時間以上)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)かマウスピース型矯正装置(アソアライナー)かの選択について

マウスピース型矯正装置(インビザライン)とマウスピース型矯正装置(アソアライナー)には、以下のような違いがあります。治療の選択にお役立てください。

製造地

マウスピース型矯正装置(インビザライン)はアメリカのカリフォルニア州にあるラボで、マウスピース型矯正装置(アソアライナー)は東京のラボで作られます。

型取り~治療開始までの期間

型取り~治療開始までの期間マウスピース型矯正装置(インビザライン)は2カ月弱、マウスピース型矯正装置(アソアライナー)は10日程度を要します。

型取りの回数

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は初回の型取りで全ての装置を作製し、マウスピース型矯正装置(アソアライナー)は1つの装置を作製するたびに型取りを行います。

その他の矯正との比較

マウスピース型矯正と、その他の代表的な矯正方法との比較を表にまとめております。

矯正の種類 マウスピース型矯正装置マウスピース型矯正装置 メタルブラケット矯正 (オーソドックスなワイヤー矯正)メタルブラケット矯正
(オーソドックスなワイヤー矯正)
リンガル矯正 (裏側矯正)リンガル矯正
(裏側矯正)
目立ちにくさ 薄い透明の装置で目立たない 金属のワイヤー、ブラケットがギラギラと目立つ 歯の裏側に装置があるため、ほとんど目立たない
取り外し 可能(練習すれば数秒で着脱できます) 不可 不可
痛み ほぼなし。痛んだときも、外して休憩できる 痛むことが多い。装置が粘膜を傷つけることも 痛むことがある。装置が粘膜を傷つけることも
金属アレルギー メタルフリーのため心配なし 金属アレルギーの発症・悪化のリスクがある 金属アレルギーの発症・悪化のリスクがある
衛生面 外して歯磨きをし、装置も洗うため、衛生的な環境を維持 着脱不可のため歯磨きが難しい 着脱不可のため歯磨きが難しい。ただし、装置が常に唾液に触れているため、自浄作用が働く
費用 裏側矯正と比べると低価格 裏側矯正と比べると低価格 特殊な装置・技術を要し、高額

マウスピースの装着時間について

マウスピースの装着時間についてマウスピース型矯正装置(インビザライン)であれば1日20時間以上、マウスピース型矯正装置(アソアライナー)であれば1日17時間以上の装着時間が必要です。基本的には、食事と歯磨きの時間以外は常に装着しておく必要があります。
この時間を守らなければ、十分な効果が得られないこともありますので、どうぞご協力をお願いいたします。

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